Xmas JAZZ Concert

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専門学校の教え子に招待され、彼が所属するビッグバンドのクリスマスジャズコンサートに足を運び、小中学生チームとOB・OGチームの演奏、プロとして活躍しているゲスト奏者、ゲストボーカルの歌を楽しんだ。

小中学生チームでは、サックスを始めて一年半程の小学五年生の男の子が堂々としたソロパートを披露。20歳前後のOB・OGチームはリラックスした雰囲気ながらも力強い演奏を見せた。教え子の彼も堂々たるギターソロを披露。普段の勉強も大変な中、いつの間にやら練習に励んでいたのだと思う。お疲れ様でした。

改めて生の音楽に触れると、やはり自分はメロディよりもリズムが好きな事に気づく。

Googleで「リズムの方が好き」と検索してみたところ「日本人はメロディ重視、外国人はリズム重視」という記事を多く見かけた。何故だろう?と思い、続けていくつか記事を読んでいると、1つ気になるタイトルを見つけた。

日本人が作る音楽はリズム感が無さすぎる!その3つの理由とは

この記事の第2章

日本人のリズム感が悪い理由2 生まれながらの農耕民族だから

引用元:STEPPIN’LOGS

の考察が納得しつつも日本人として誇らしい。

「ヤーレンソーラン〜」で有名なソーラン節、「夏も近づく八十八夜〜」で手遊び歌にもなっている茶摘み歌など、日本人は古来から民謡や労作歌として伝わってきた歌が幼い頃から身近にあり、独特の流れるようなメロディが根底に染み付いている。

確かにJ-POPと呼ばれる邦楽はジャズなどの小気味よいリズム重視の音楽と比較すると「リズム感がない」と思うかも知れない。しかしこれは決してリズム感が悪いというわけではなく、日本独自の歴史と文化から伝わったメロディ主体の音楽が日本の音楽を育てている、J-POPとして日本伝統のメロディが今も伝わっている証なのだと思う。

なるほど。自分が一番大好きな「邦楽のジャズアレンジバージョン」は、聴き親しんだ日本のメロディと小気味よいリズムの「美味しいとこ取り」だから気持ち良いのか。