自営業という仕事スタイルのため決まった休みもないのだが、一応世間の時間に合わせて本日が仕事始め。と言っても、まとまった休みは絶好の仕事日和ということで、昨年末からここぞとばかりに仕事ばかりしている。
本業はグラフィックデザイナーだが自分にはいくつかの肩書がある。
今までそんな事を気にしたことはなかったが、堀江貴文さんの「多動力」第1章 第2節に“三つの肩書きをもてばあなたの価値は一万倍になる“という節があり、節末の「JUST DO IT!」コーナーに下記のようなチェック項目が設けられていた。
□あなたの肩書きを紙に書き出してみよう。
引用元:多動力 第1章 第2節
□三つ以上ない人は、反省しよう。
□反省(2秒でいい)が終わったら、欲しい肩書きを理想でいいから書いてみよう。
□では、その肩書きを手に入れるにはどうしたらいいか、1万時間を捻出するための計画を立ててみよう(具体的に)。
物は試しと思い自分の肩書きを考えてみた。
- グラフィックデザイナー
- アートディレクター
- Webデザイナー
- HTMLコーダー
- 専門学校非常勤講師
- 長野県デザイン振興協会 発信部会副部会長
- 長野ADC イベント部会副部会長
- 長野ADC 中南信広報
- JAGDA長野 会員
ざっと挙げてみたところ上記の9個が思い浮かんだ。とりあえず3個以上は肩書きが見つかったので反省はしなくても良いだろう。
しかし、このように肩書きを書き出して俯瞰してみるとあることに気づく。
デザインに偏っている。
グラフィックデザイナーでありHTMLコーディングが出来るというのは少し珍しい方かも知れないが、クリエイティブ業であることには変わりなく、もっといろんな広がりがあっても良い気がする。
ちなみに、著書に記載されているホリエモンの肩書きはこうだ。
実業家
コンサルタント
プログラマー
作家
プロデューサー
漫画事業
オンラインサロン主宰者
アプリプロデューサー
予防医療普及協会
Jリーグアドバイザー
大阪万博特別顧問
映画プロデューサー
服役経験者
・・・
引用元:多動力 第1章 第2節
最後に書かれていた「服役経験者」はかなりレアなパターンだが、それ以外の肩書きはなんとも業種が幅広い。
一つの業種を深めていくことで、その業種に特化した特別な技術を磨いていくことは出来るかも知れない。しかし果たして自分がやりたいことは「深める」ことなのだろうか。
おそらく自分がやりたいことは「知識」×「知識」=「新しいクリエイティブ」をやりたいのだと思う。
そのためにはもっと幅広く様々なことに挑戦していく必要がありそうだ。そこで先程のチェックリストの3番目”□反省(2秒でいい)が終わったら、欲しい肩書きを理想でいいから書いてみよう。”を実践してみよう。
- 商品プロデューサー
- セレクトショップオーナー
- クリエイティブディレクター
自分自身ステキなデザイングッズに出会ったときは妙にテンションが上がるのだが、昔から「物」を作ること、考えることが好きだったこともあり「商品企画」というものに憧れを持っている。ひいてはその商品や自分が素敵だと思った商品などをお店に並べ、自分と同じように多くの人に「出会い」を提供できるようなセレクトショップをやってみたいと常々頭の隅っこで考えている。
現にそれを実現している方々とお話させていただいたり開発された商品を見させていただくと、感動と同時に実践できていない自分をもどかしく感じてしまう。
一昔前の自分であれば「一度きりの人生!とにかくまずはやってみよう!」となんでもチャレンジしていたのだが、どうも最近保守的だ。これはイカン。
今年は少し切り替えて「一度きりの人生!今までの自分を取り戻してみよう!」な年にしていこう。