とある仕事の打ち合わせで小諸市を訪れた。
長野ADCの展示イベントで毎年冬に美術館に訪れる事はあったのだが街中に行ったことは無く、今日が初めての散策となった。
訪れた場所は小諸市屈指の名所小諸城跡 懐古園。なんと室町時代からの歴史があるというのだから驚きである。今は駅前広場から通じる城址公園になっており、小さな遊園地や動物園も併設されていた。
同じ長野県なのに知らないことばかりで恥ずかしいが、桜の名所ということで春には大変な賑わいを見せる場所でもあるという。実際園内には古い歴史を物語るかのような立派な木々が次の春を待ちわびていた。
園内で当時の面影を知ることが出来るのは、迷路のように組み上げられた石垣と、長い年月を経て切り倒されてしまった巨木の根っこ、巨大なお堀や石で組まれた急階段など城址ながらも見所の多い園となっていた。
隣接する資料館で甲冑や衣服など当時の貴重な資料を拝見し、戦国〜江戸泰平の時代に思いを馳せた。
冬ということもあり残念ながらいくつかの資料館は休館しており人もまばらだったのだが、その分心静かに歴史を感じて楽しむことが出来た。
この仕事が良いけ結果に繋がりますように。